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「全ての女の子をお姫様に」23歳のお姫様プロデューサーが語る”原点”と”美学”

今回は、常に「可愛い」を追求する「美しさ満点な若手経営者」
プロモジャパンドット代表川原あやかさんにインタビューをしてきた。

学生の頃からのフリー活動を経て起業に至ったという、一味違った経歴を持つ川原さんに、自身の「原点」や「美学」について伺った。

川原あやか

株式会社プロモジャパンドット代表取締役社長
1993年 福岡県筑紫野市出身
お姫様プロデューサーとして『女性の心に刺さるspectacleを。』をコンセプトに事業展開。お姫様ルームウェアブランド「Giselle」や、女の子のためのシェアハウス「LIRY」のプロデュース、その他にも、アプリ事業、プリセンス事業などを手掛ける、23歳の女性若手経営者。

16128665_1307285592724650_1015342755_n ホテルのようなシェアハウスブランド『LIRY』

───大勢の人が、卒業後は正社員雇用を目指す中、すぐにフリーランスの道に飛び込んだのはなぜですか?

実は、農業高校を卒業後に行った専門学校で既にフリーの活動はしていたんです。元々起業することが目標だったんですが、福岡でフリーのウエディングプランナーをされている方との出会いが、フリーになるきっかけでした。

その方をすごく尊敬していて、大好きだから、ボランティアじゃないですけど弟子入りしてやってみよう、と思ったんです。学生のときって本当に会いたい人がいたらすぐに会える。連絡をして会いに行って、勉強させてもらってもいいし、弟子入りしてもいい。そういう環境が福岡にはあったと思います。
憧れてたり、尊敬してる人には会った方がいいよね、という本当に単純な考えで。それに、急速に自分のスキルを上げたいと思った私にとって、一対一で教えてもらえる環境が最適でした。

最初はブライダルのお仕事をして、そこで色々なお話を聞いたり、オーダーメイドのウエディングドレスが出来上がるまで一連の流れを最初から任せてもらったりと、実践的に学んでいました。
その中で、すぐにスキルが身につきましたし、お客さんと対面したときにどういうコミュニケーションをとるか、ということも学びました。そこでウェディングという大きな市場のなかでの改善点やもっと変革できるふし穴を見つけることができたような気がしました。

 

───プロデュースをしていきたい!と思ったきっかけは何ですか?

小さい頃から、何かアイデアを出して自分の世界観を作ったりするのが本当に好きで、将来の夢は、「新しい空間、世界観を作れるようなお仕事をしていきたい!」というものでした。

そこで、農業高校時代は、農家さんの売上をあげる方法や、幸せな出会いに結びつける方法として、パンの企画をしました。話題性という観点から「高校生」「新商品」「農家さん」という最高のキーワードをみんなで考えて、みかん農家さんと協力して「みかんdeパン」を作りました。
そして、パンをたくさん売ってくれるであろうコンビニに営業に行き、全国のローソンで販売させていただきました。

いいものを作って売ることができれば、農家さん達の自信になるんだということ、また、それを話題にしてくださる世間の方々がいらっしゃること、そんな涙がでるような光景を目の当たりにしたとき、もっとこのような企画が実現できることをしていきたい!と思いました。

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───農業高校出身ということですが、経営のノウハウはどこで学ばれたんですか?

高校での生活や、あこがれの先輩方との出会いが今の事業に生きていると思います。農業高校ですごくよかったと思うのは、商品を作って売るまでをリアルに体験できたことです。

登校したらすぐに作業着に着替えて、一時間目に土を耕すんですよ。それが終わると、次の時間に体育があるから、急いで着替えて、みんなで土まみれになりながら体育に行っちゃう、みたいな。笑
土から耕して、その土肥で熟れたトマトを収穫して、トマトピューレにして地域の方々に販売したりしていたので、「授業を習う」という感覚はあまりありませんでした。
そうやって自分達で作物を作ったり、アイデアを形にして販売したり、利益がこれぐらい出て、原価はこれぐらいかかります、というプロモーションの部分を習ったりしていたので、それが農業高校の特権だったなと思います。

その時の経験があったから、いま東京で色々な企業さんのブランディングやデザイン、プロモーションなどをさせていただいてます。

今も、企業さんの悩みや大事にしていることを聞いた上で、新しいワクワクや新しい感動を求めて一緒にやれることはないか、といった風にプロモーションを考えている点は、高校生から変わらないです。

 

───お仕事上で信頼関係を築くとき、どのようなことに気をつけていますか?

信頼関係を築くときには、相手がしてくれたことは絶対自分も返す、というのが一番大事だと思っています。

また、相手も自分の事業を伸ばしていきたいと思っているので、相手の意志やビジョンをちゃんと見極めて、会ってくれたお礼に別の方を紹介したり、楽しい事業の提案をしたりと、相手が私と一緒にいて楽しいと思える空間を提供することがすごく大事だなと思います。

そうしたら、「あやかちゃんにまた会いたい!」「あやかちゃんとこんな仕事をしたい!」「面白い仕事があったら、あやかちゃんに相談してみよう!」となっていきました。
最初の1人が100人になっていくうちに、どんどん仕事も広がっていきます。一緒にお仕事をしたら絶対に利益になる、という信頼関係の方が強いかな、と思います。

 

───プロモーションを手がける際は、どういうふうに戦略を考えますか?

この商品を作ってどうしたいか?というのが戦略だと思うので、コンセプトと完成までのプロセスを考えます。

お洋服に例えていうと、ただ単に◯◯の工場で作りました、と言うよりは、パリのデザイナーさんがデザインしたもので、オートクチュールのコレクションで並んだものの中から選んで作り直しました、と言った方が、女の子ってテンション上がりますよね。
戦略というのは、最初のコンセプト作りと、みんなが「あ、面白いね、一生懸命創り上げてるんだね」と言ってくれるプロセスで、コンセプトとプロセスの両方がマッチングしたときに、ちゃんといいものができて広まると思っています。

アパレル事業立ち上げには、お金がすごくかかったり、多くの人脈が必要かと言ったら、そうではない。私が少ない人脈でお金もない状態からやってきたので。戦略と絶対に倒れないという自分の意志、そして自分が生み出したからこそ考えることができる「斜め上の発想」で、事業は最高に楽しく、美しいものができると思うんです。

未知の不安だけで、多くの女性が、もっと輝きに満ちた気持ちで生きたい!もっと私にしかできないものをつくりたい!といった叶えたい夢を持っているのに叶えることができていない現状が悔しいんです。
叶えられるのに、叶えられていない。だから私は、どんな業種のお仕事の依頼が来てもとことん調べて、絶対に考えていた事業の戦略が実現するように動きます。

そうは言っても、やはりうまくいっている事業もあれば、なかなかうまくいかないものもあるので、あとは自分が逃げずに色々な方法を考えて形にすることが大事だと思います。
そして何度もくじけそうになるときは、原点の気持ちを思い出して、「もっと簡単に考えていたのにな」と思い返すとすっと楽になったりもしますよね。
自分の本当の人生を見失わないことがとても大事で、そのために自分に向き合う時間をたくさん作っていくことが大事なのではないかと思います。

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───いずれ地方で起業したい、もしくはフリーで働きたいと思っている方に向けて、メッセージをいただけないでしょうか?

地方で仕事を生むためには、ここの地域でしかできないことがある、というのを軸に持って事業展開していくことが必要だと思います。

あとは、地方の方の本当の思い、本質を汲み取ることが大事だと思っています。東京と地方の良い違いをどうケアして、一緒に作りあげていくかという覚悟も大事なんじゃないかなと思います。新事業を立ち上げます、と言って地方の人を盛り立てたはいいけど、実際にそれを形にできなかったら、地方の人はつらい気持ちになると思います。悲しい思いをさせないということを前提に、120パーセントの力で立ち上げるのが大事です。

 

───告知───

川原さんのプロデュースする、ホテルに住む体験ができるシェアハウスブランド『LIRY』が、来月より本格リリースです!
https://liry-house.com

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───感想───

あやかさんは「ピンク色の戦闘服を着ている」
インタビューを終えて真っ先にそう感じた。手がける事業は、あやかさんの「こんなものあったらいいな」の乙女心と「女の子がお姫様になれる瞬間を提供したい」という揺るぎない強い信念で動いている。その乙女心と情熱に女の子達が共感するからこそ、あやかさんのプロデュースする商品に夢中になるのだろう。あやかさんは、その実現のために120パーセントの力をかける。常にスケッチブックを持ち歩き、事業に生きるアイデアが思いつくとイメージを絵に残すらしい。そういった毎日の努力が、あやかさんを「お姫様プロデューサー」にしているのだと感じた。

あやかさんの「たくさんやりたいはわがままだけど、ひとつを極めたいはわがままじゃない」の言葉は、困難を乗り越えながら、ひとつを極めている張本人だからこそ発すことのできるセリフ。ドキッとするほどのインパクトがあった。女の子なら、一度会っただけで憧れてしまうような方だ。筆者も、あやかさんのように一つを極めるべく、やりたいことに素直に、まずはやってみる精神でガツガツ突き進んでいきたいと思った。

近々、福岡の大名にあやかさんの新オフィスが出来る予定だ。「福岡=食べ物が美味しい」という世間のイメージに、さらにロマンチックさを加えた「福岡=恋愛したい街」にするべく、あやかさんが福岡にやってくる。

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