【速報】12月16日(土)「地方創生会議 in 福岡」盛会のうちに終了!

昨日12月16日(土)、「地方創生会議 in 福岡」が九州大学箱崎キャンパスにて開催された。

 

主催は、福岡県を拠点に全国で地域活性の活動に取り組んでいる「NPO法人学生ネットワークWAN」

 

「”正解のない地方創生”という課題に対して、何か”手がかり”を見つけるきっかけを作りたい」
「九州からも地方創生のムーブメントを起こしたい」という思いの元、大学生を中心に福岡初の開催が実現した。

 

今回は、地域活性ビジネスにおいて全国で活躍するキーパーソン13名が一堂に会し、

「①シェアリングエコノミー」「②複業」「③女性活躍」「④ICT」といった今話題の4つのキーワードをテーマに掲げ、地方創生の成功事例も交えてトークセッションを展開。

 

地方創生に関心のある総勢150名近くの参加者が来場した。

本日開催されたばかりの「地方創生会議 in 福岡」の様子を、熱々のうちにお届けする。

 

プログラム

10:30~11:00  はじめの挨拶&開催趣旨説明

11:00〜12:00  セッション1 「シェアエコで創造する地方発次世代事業」

12:10~13:10 セッション2 「パラレルワークでふるさと貢献する働き方」

13:20~14:20 セッション3 「女性が活躍する地域社会」

14:30~15:30  セッション4 「ICTを活用した地方創生事例のご紹介」

15:30~16:00  ライトニングトーク

16:00~16:15  終わりの挨拶

 

セッション1 「シェアエコで創造する地方発次世代事業」

 真鍋貴臣氏(無双地図株式会社 代表) / 大堂良太氏(九大生向け学生寮、熱風寮「糸(ito)」運営者) / 大津山訓男氏(アットマークベンチャー 代表)

【トークテーマ:シェアリングエコノミー×地方創生~シェアエコで創造する地方発次世代事業~】
日本でシェアリングエコノミーの原点となったのは3.11東日本大震災と言われている。被災地支援として民泊サービスが活用された。それ以来、20年前はグレーゾーンと呼ばれたシェアリングエコノミーは、地方の観光振興やインバウンドを推進するビジネスとして可能性を広げている。

セッション2 「パラレルワークでふるさと貢献する働き方」

石丸修平氏(福岡地域戦略推進協議会(FDC) 事務局長) / 中村龍太氏(サイボウズ株式会社)/ 北尾洋二氏(下関市唐戸商店街の創業支援カフェ「KARASTA.」代表

【トークテーマ: 複業×地方創生~パラレルワークで地方に貢献する働き方~】
「地方創生」はいかに多様性を取り組めるかが重要であり、東京で語られている改革をそのまま地域に持ってきても機能するとは限らない。「複業」という働き方によって、意志のある人の活躍フィールドを広げ、多様な考えが交わる機会を創出することができる。

セッション3 「女性が活躍する地域社会」

松田美幸氏(福津市 副市長)/ 石山アンジュ氏(一般社団法人シェアリングエコノミー協会事務局 渉外部長)/ 中村路子氏 合同会社visionAreal 共同代表

【トークテーマ:女性活躍×地方創生~女性が活躍する地域社会~】
女性に優しい経済社会を作る上でキーワードになるのは「共助」である。個人間で価値観やスキルのシェアができるという新しいインフラが整った現代においては、「助けられる」のではなく、「自分が何か提供したい」というポジティブな感情が人々の間に生まれやすくなった。行政を動かすことも大事だが、現代は、個人間が繋がりながらイノベーションを起こしていくことができる。

セッション4 「ICTを活用した地方創生事例のご紹介」

森本登志男氏(総務省テレワークマネージャー) / 野間英樹氏(天草IoTイニシアティブ 発起人) / 石川麻衣子氏 Kids Code Club 代表

【トークテーマ:ICT×地方創生~ICTを活用した地方創生事例のご紹介】
ICTは、地域資源とテクノロジーをつなぎ合わせ新しい価値をもたらす”接着剤”のようなものだが、「ICT自体が地方創生をしてくれるわけでない」ということを忘れてはならない。ICTという道具を活用しながら”人が”主体となって動くためには人材育成が欠かせない。

最後に

10:30~16:30まで、約6時間にわたった「地方創生会議 in 福岡」は盛会のうちに終了した。

最後の挨拶では、「地方創生会議 in 福岡」を主催した「NPO法人学生ネットワークWAN」の代表 田中さん(西南学院大学4年)と、イベント責任者 米澤さん(九州大学4年)が、イベント関係者と参加者に向けて感謝の気持ちを述べた。

また、「#地方創生会議」はTwitterでトレンド入りも果たした。

ゲストたちが繰り広げたトークから、自分の新しい働き方や活躍フィールド、地方に貢献するためのヒントを発見できた参加者も多かったのではないだろうか。

 

トークセッションの詳しい内容は近日公開!

地方創生会議 in 福岡:主催「NPO法人学生ネットワークWAN」
           共催「ビジップ株式会社」

 

 

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